スターマイカのリースバックというシステムを聞いたことはあるでしょうか?
スターマイカとは、スターマイカ・ホールディングスという東証一部上場のグループ会社です。
そのスターマイカが提供する不動産サービスの一つを、スターマイカのリースバックと呼ばれており、最近話題になっています。
リースバックとは、自分で購入したマンションを一旦売却した後に、その物件に賃料を支払うことで、そのまま住み続けることが可能になるという不動産業界における画期的なシステムです。
住宅に関しては賃貸か?購入か?の議論が過去、何度も繰り返されてきています。
どちらにもメリットとデメリットがあり、個々人の環境や価値観などに左右され、必ずしもどちらが正解か?という問いに対しては、明確な答えは無かったと言えるでしょう。
しかし、このスターマイカのリースバックのサービスを利用することで、購入した物件を売却し、その後に住みなれたその物件に住み続けることが可能になりました。
これは、自宅物件の購入における、大きな住宅ローンに縛られる、環境が合わなくなってきたとしても簡単に引越しができない、などのデメリットを解消することができる、まさに住宅の購入と賃貸のいいとこ取りをしたような不動産サービスになっています。
これから自宅をリースバックに出そうとしている人に、絶対知っておいて欲しいことがあります。
それは「絶対に1社にだけ価格査定の依頼を出してはいけない」ということです。
不動産の価格に決まった金額はなく、全く同じ不動産を査定してもらっても、不動産会社によって300万円以上査定額に差が生まれることがあります。
たまたま査定を依頼した会社の査定額が相場より安かった場合、本来3,000万円で売れた家を2,700万円で手放してしまうような可能性があるのです。
数百万円安売りして大損しないためにも、必ず複数社に査定を依頼するようにしてください。
「でも、リースバックに対応している会社を0から複数社探すのは面倒・・・」
と感じる人は、複数のリースバックに対応している会社から、1分でまとめて見積もりが取れる「家まもルーノ(全国対応)」がおすすめです。
リースバックを成功させる方法は、より多くの業者から相見積もりを取り、最も条件の良い数字を出してくれた会社と契約することです。
「家まもルーノ」を利用すれば、一括見積もりをした会社とのやりとりを代行してくれるので、やりとりの手間が大きく減ることもメリットです。
無料かつ1分で利用できて非常に簡単なので、少しの手間を惜しんで数百万円の大金をドブに捨てることにならないためにも、ぜひ活用してみてください。
スターマイカのリースバックの仕組みは?わかりやすく解説

リースバックを利用することで、購入した自宅を売却し、一旦大きな資金を得ることができます。
もし住宅ローンを組んでいる場合、この売買代金を使ってローンの一括返済をすることも可能になり、住宅ローンという人生の中でも最も大きな負債から解放されることになります。
通常、購入した物件を売却してしまえば、その物件は売却先の不動産会社の所有物となりますので、再度、他の顧客に売却されてしまったり、あるいはその不動産会社が他の顧客へ賃貸として貸し出す場合が多いのです。
しかし、このスターマイカのリースバックは画期的で、自分が売却した物件であるにもかかわらず、賃料をスターマイカさんに支払うことで、売却前と何も変わらず住み続けることが可能なのです。
長年住み続けた住居や、その街の環境には愛着があり、特に直近では引越しの希望がない場合などには、顧客にとって非常にありがたいサービスと言えます。
もし、転勤や家族環境の変化、近隣とのトラブルなどが後に発生した際には、通常の賃貸物件と同じ条件になっているわけですから、その時点から別の物件を探すことが可能なのです。
スターマイカのリースバックを利用した人の評判・口コミ

では、具体的にリースバックを利用したお客様の評判を、良い点だけでなく、悪い点も紹介していきたいと思います。
利用者の良い評判・口コミ
まずは、良い評判・口コミを3点紹介していきます。
瑕疵担保責任が免責になる
実は一般的にあまり知られていない不動産売買のルールの中に、瑕疵担保責任、というものがあります。
これは、不動産取引において顧客が不動産会社に物件を売却した後であっても、シロアリや雨漏り、あるいは隠れた施工不良などの仲介不動産業者が前もって知ることができなかった悪条件が後にわかった場合に、売主に直接損害賠償請求がされることがあります。
ところがスターマイカのリースバックを利用して物件を売却した場合は、この瑕疵担保責任が免責になるのです。
これは利用者にとっては非常に安心できたとのことです。
査定・決済のスピードが早い
職場の海外転勤が急遽決まってしまい、早急に所有物件を売却したいというお客様の口込みで、即日査定・決済していただけた、というものがあります。
これは画期的なスピードで、通常の仲介不動産では早くても数週間、場合によっては1ヶ月以上かかってしまうことも多いです。
投資マンション用の物件の売却がスムーズ
投資用のマンションを購入し、売却したいと考えたとしても、すでに入居者がいて売却しにくいことがあります。
しかし、スターマイカのリースバックを利用すれば、要はマンションオーナーが変わるだけで、入居者様にご迷惑をかけることなく、スムーズに売却が出来るし、入居者様には引き続きお住みいただくことが可能で、安心できました、という口コミもあります。
利用者の悪い評判・口コミ
次に、あまり良くない評判・口コミを2点紹介していきます。
スターマイカ以外の買取業者は、売却価格が安い可能性がある
リースバックのサービスを受けられる業者は多数あるのですが、実際の買取価格は、スターマイカ以外は安く設定されていることが多いようです。
この辺りは、物件の条件や地域にもよると思われるので、複数業者への見積もり依頼をおすすめします。
担当営業マンが熱心すぎる場合もある
スターマイカの営業マンは、顧客との対応が非常に熱心です。
それゆえ、一度査定をお願いした後に、他業者でリースバックを利用する旨を伝えづらかった、と言う声もあります。
スターマイカのリースバックの6つの特徴・メリット

では、実際に顧客として、リースバックを利用する際の特徴やメリットには、どのようなものがあるのでしょうか?
ここでは、より具体的に6つの特徴と、利用するメリットに関して解説していきたいと思います。
仲介手数料がかからない
通常、不動産で物件の売買を行う場合や、賃貸の物件を契約する際には、不動産に対して仲介手数料を支払う必要があります。
例えば、購入物件であれば物件の値段の数%、賃貸物件であれば賃料の半額程度を、その不動産会社に支払います。
しかし、スターマイカのリースバックであれば、直接取引になりますので、余計な仲介手数料を省くことができます。
これはサービスを利用する側からすれば、余計な経費を節約することができるので、非常にありがたいですね。
購入物件の住宅ローンが未完済でも利用可能
リースバックを利用しようという方の多くは、多額の住宅ローン返済から解放されたい、という思いが強いのではないかと考えます。
リースバックのシステムでは住宅ローンが未返済の物件であったとしても契約可能になっています。
ですので、売却資金を住宅ローンの一括返済に充てることが可能で、将来の返済リスクを大幅に軽減することが可能です。
物件の売却代金を何に使うかは自由です
ご自宅をリースバックを利用して売却し得た代金の使用使途は、お客様の自由になっています。
例えば、銀行の住宅ローンや教育ローンのように使途が制限されているわけではないので自由度が高く、老後資金として蓄えておくなども可能になります。
築年数の古い物件でも利用可能
スターマイカのリースバックは、扱う物件が一戸建てではなく、マンション専門になりますので、築年数の古いマンションでも売却可能です。
古いマンションであれば耐震性などの面で、最新の物件よりは性能が劣っていたとしてもお取引が可能ですので一度、スターマイカに相談してみると良いでしょう。
年齢、収入などの属性は問われません
銀行で住宅ローンを借りる時などに考慮される、いわゆる年齢や職業、会社名、収入などの属性は考慮されません。
ですので、広くどなたにもご利用いただけるサービスになっております。
物件売却後に賃貸として利用する際には警備会社と連携します
賃貸物件として利用していく際に、スターマイカが警備会社と連携しますので、小さなお子様やご高齢の方でも安心して住むことができます。
スターマイカのリースバックを利用する際の3つのデメリット・注意点

なんだか良いこと尽くめな気がするスターマイカのリースバックですが、当然デメリットや、注意しておくべきポイントがあります。
以下の3点には特に事前に十分に念頭においた上で契約をすることが望ましいでしょう。
物件の売却価格が相場よりも安くなる傾向がある
一般的な物件の不動産会社への売却と比較すると、リースバックを利用した場合は価格が安くなる傾向があります。
概ね一般的な仲介不動産における価格の60~80%前後と言われています。
これは、その物件に引き続き住み続けられるメリットを享受する対価として、致し方ない部分ではあります。
この時に注意したいことは、仮に住宅ローンの返済額が残っていた場合に、通常の不動産会社への売却金額であればローンが返済できたのに、リースバックを利用して売却した場合は価格が抑えられたため、ローン返済が残るということが起こり得ます。
勿論、それでも住み慣れた物件を引き続き利用できるメリットを考慮して、残額ローンを払うという選択肢もありますが、この場合はリースバックで賃料として支払う金額に加えて、ローン返済も同時に行う必要があります。
ですので、綿密な資金計画が必要になってきます。
これは買い戻す際にも同じことが言えます。
要するに、同様の条件の物件より割高の価格が設定されることが多いので、一旦リースバックを利用して売却したけども、再び購入したいという際に差額で損をしてしまうことも考慮しなければいけません。
物件売却後の賃貸契約期間に制限が設けられている
購入のデメリットである多額のローン返済が逃れられて、その後も賃貸で気に入った物件に住み続けられるなんてメリットしかないじゃないか、と考えられる方も多いと思います。
しかし、リースバックを利用し賃貸契約するときは、原則2年程度の契約期間が設けられており、必ずしも更新が確約されているわけではないことに注意が必要です。
物件売却後の賃貸料が同一条件の物件より高めに設定される場合がある
リースバックを利用した後に賃貸として住む場合の賃料は、一般的な賃貸物件の賃料設定とは異なってきます。
概ね、物件売却価格の10%前後が1年間の賃貸料金とされています。
具体的には物件が1000万円で売却できたとした場合、年間の賃料は100万円前後となりますので、毎月の賃料に直すと8~9万円前後になります。
この計算方法で賃料を算定すると、同一地域の似通った条件の物件の一般的な賃料相場よりも少し割高になると考えておくべきでしょう。
スターマイカのリースバックが向いている人の特徴は?

まず一つは、所有物件がマンションであることが大前提です。
スターマイカのリースバックは原則的に一戸建てには対応していません。
次に、すぐにでも纏まった資金が必要な人に向いていると言えます。
多額の住宅ローンに不安を抱えていたり、高額な医療費が必要になったり、事業を立ち上げる際に早急に資金が必要になったりと、ある程度の資金を物件の売却で得ることができます。
また、1箇所に定住するつもりで物件を購入したが、転職などで環境が変化し、物件を急いで手放したくなった時などにも有用でしょう。
【番外編】リースバック一括査定サービス「家まもルーノ」ってどんなサービス?

ここで番外編として、家まもルーノというサービスについて解説したいと思います。
家まもルーノは、株式会社応援宣言が提供しているリースバックの一括見積もりサービスです。
これまでの解説でリースバックに関する一通りの知識は得られていると思います。
リースバックのサービスを提供している不動産会社は沢山ありますので、当然、物件の売却価格も変わってきます。
ここで、家まもルーノのサービスを介入させることで、出来るだけ高値で物件の売却が可能になります。
まとめ
- スターマイカのリースバックのサービスを利用することで、購入した物件を売却した後も、賃料を支払うことで、その物件に住み続けることが出来ます。
- 一般的な不動産の仲介に比べて、物件の査定・売却がスムーズに行くことが多いです。
- 築年数の古い物件でも交渉可能です。
- その反面、売却価格が安かったり、賃料が高めに設定されたりするデメリットもあります。
- 仲介手数料がかからず、売却資金をどのように利用するかは自由です。
- 物件売却後の賃貸契約期間に制限が設けられているため、賃貸契約延長が出来なかった場合のリスクも考慮が必要です。
以上、スターマイカのリースバックの特徴をまとめました。
マンション物件を所有していて、リースバックに興味のある方々は、一度相談されるのも良いでしょう。
これから自宅をリースバックに出そうとしている人に、絶対知っておいて欲しいことがあります。
それは「絶対に1社にだけ価格査定の依頼を出してはいけない」ということです。
不動産の価格に決まった金額はなく、全く同じ不動産を査定してもらっても、不動産会社によって300万円以上査定額に差が生まれることがあります。
たまたま査定を依頼した会社の査定額が相場より安かった場合、本来3,000万円で売れた家を2,700万円で手放してしまうような可能性があるのです。
数百万円安売りして大損しないためにも、必ず複数社に査定を依頼するようにしてください。
「でも、リースバックに対応している会社を0から複数社探すのは面倒・・・」
と感じる人は、複数のリースバックに対応している会社から、1分でまとめて見積もりが取れる「家まもルーノ(全国対応)」がおすすめです。
リースバックを成功させる方法は、より多くの業者から相見積もりを取り、最も条件の良い数字を出してくれた会社と契約することです。
「家まもルーノ」を利用すれば、一括見積もりをした会社とのやりとりを代行してくれるので、やりとりの手間が大きく減ることもメリットです。
無料かつ1分で利用できて非常に簡単なので、少しの手間を惜しんで数百万円の大金をドブに捨てることにならないためにも、ぜひ活用してみてください。