ブライダルローンとは？貯金はないけど、結婚式を挙げたい。実際にかかる結婚資金を見ながら、借りるときの注意点・メリットデメリットを解説！

ブライダルローンとは、その名の通り結婚式の為のローンです。

貯金はない、でも結婚式を挙げたいというときに役に立つローンです。

今回はブライダルローンをメリットデメリットを踏まえて解説していきます！

ブライダルローンの特徴、注意点を解説！

まずはブライダルローンとは何か、通常のローンとは何が違うのかを見ていきましょう！

ブライダルローンとは

ブライダルローンは結婚資金に利用する場合のみ、借りる事ができるローンです。

資金使途が限定的なので、金利が低く設定されていて、利用する結婚資金が上限金額となっています。

結婚式にかかる費用は、ゼクシーによると平均で350万円くらいらしいです。

確かに貯金だけで対応できない人も多くいそうです。

その為に結婚資金専用のローンがあるというわけです。

結婚式にかかる費用

結婚式を挙げた人が、実際に何にどのくらいお金を使っているのか詳しく見ていきましょう！

今回はゼクシーを参考に致します。

結婚全体にかかる費用の総額

なんと平均で461万円かかっています。
これには結婚式以外にも、指輪や結納などの資金が含まれています。

結婚式の費用

先ほども書いた通り、こちらは平均で354万円です。

招待する人の人数によって大きく変わります。

披露宴の飲食代が大きなシェアを占めるそうです。

婚約費用

結納や顔合わせの食事会など合算して平均で23万円です。
結納金は含まれません。

結婚指輪

平均で35万円です。

結婚指輪は品質や質、ダイヤモンドの個数によって変わってくるので、気に入ったデザインで値段は大きく違ってきます。

新婚旅行

平均で61万円です。

海外に行く方が多く、二人でこれだけの金額となっています。

ブライダルローンのメリット

ブライダルローンのメリットを通常の借金と比較して見ていきましょう！

金利が低い

これがブライダルローンだけではなく、他のローンにも言えることです。

資金使途が明確なローンは金利が低く設定されている傾向にあります。

大体4～10％くらいです。

何に使っても良いフリーローンは13～18％くらいなので、比べるとかなり安くなります。

上限金額が設定されている

結婚資金に使う分のみという上限金額が設定されています。

これはデメリットじゃないの？って思うかもしれません。

少なくともこのサイト「借金問題解決アカデミー」ではメリットです！

借りるのは絶対に必要な分だけ、借金癖をつけてしまっては将来設計に関わります。

借金はできるだけしないほうが良いのです。

借入額も自分で設定できるので、必要最小限にしましょう！

ブライダルローンのデメリット

次にデメリットについて解説していきます。

審査が厳しい

ブライダルローンは結婚費用という性質上、借りる金額が多くなりがちです。

しかもそのお金は事業資金のように、お金やモノを生み出す資金ではありません。

その為、その人に本当に返済能力があるのか、厳しくチェックするのです。

審査時間も通常のフリーローンと比べると長めになっています。

しっかり検討し、時間に余裕を持って申し込みをしましょう。

提出書類が多い

審査が厳しいことに関係するのですが、ブライダルローンはとても審査書類が多いです。

書類提出に手間がかかり、審査に時間がかかります。

結婚式までという期限がある為、やはり早めに申し込みをしておくのが良いでしょう。

ブライダルローンの注意点

ブライダルローンは結婚資金という性質上、借入額が多くなりがちです。

借入額が多くなると、返済期間が長くなります。

返済期間が長くなると、払うべき利息が多くなります。

あまりイメージができないと思うので、実際に例を出して見ていきましょう！

ブライダルローンで300万円借りた場合
金利10％、60回（5年）返済とします。

この条件でシミュレーションを取りましょう。

毎月返済額　63,741円
年間返済額　764,892円
総返済額　　3,824,460円
利息支払額　824,460円

なんと利息額だけで824,460円も支払っていることになるのです。

結婚式は一瞬です。

しかしその一瞬の為に、高額な借金をすることで5年に渡って返済をし続け、しかも84万円も多く支払わなくてはならなくなります。

その時のテンションで即決してしまわないように、しっかりと検討することが大切です。

まとめ

今回はブライダルローンについて解説してきました。

結婚式を華やかに挙げたい、一生に一度の晴れ舞台、ブライダルローンを借りる理由はそれぞれあるかと思います。

しかし出来るだけ貯金をして、手持ちの資金の中でやりくりするようにしてください。

ブライダルローンというカッコいい名前が付いていても借金は借金です。

結婚式はゴールではありません。

結婚した後の生活の事をしっかりと考えて、自分に見合った結婚式をすることが一番大切です。

貯金では足りないという場合は、30万円だけ・50万円だけというように金額をしっかり決めて、出来るだけ短い返済期間を設定して借りるようにしましょう。

もし結婚式に間に合わないというのであれば、即日借入が出来るフリーローンやカードローンを使うのも一つの手ではあります。

借りないに越したことはありませんが、僕たちがオススメする金融機関の記事を張っておきます。

参考にしてください！

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この記事を書いた人
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金融博士

元銀行員の金融博士です。入社後10年以上にわたり、個人や法人に対して借入・貯蓄の提案をしてきました。今はWEBコンサルタントとして企業の売上アップの為に奔走しています。借金に悩んでいる人、これから貯蓄をしていきたい人に自分の知識を伝えたるために、金塊王子と借金問題解決アカデミーを設立。お金の悩みはここで解決していってください！